院長の豆知識
☆お口のにおいとは?☆
2010/08/01院長の豆知識
夏休みも早10日ほど過ぎ、8月になりました。
暑いけど、ゲリラ豪雨とか日本全国変な天気ですね!!
夏バテには十分注意しましょう。
さて、今回はお口のにおいについてお話します。
お口のにおいの原因になる物質はたくさんありますが、主なものは、卵の腐ったにおいのする硫化水素や、野菜の腐ったにおいのするメチルメルカプタンといった、硫黄化合物です。このようなにおいが複雑に混ざってお口のにおいになります。お口のにおいが不快なのも無理ありませんね。
残念なことに、自分のお口のにおいを、自分でチェックすることはとても難しいです。口と鼻は奥の方でつながっています。鼻はにおいに慣れやすいので、お口のにおいにも慣れてしまい、気付きにくいのです。
その一方で、他人のお口のにおいが気になる人は多くいます。「他人のお口のにおい」は気になるけど、「自分のお口のにおい」に気付かない人は多いのです。
では、原因はどこにあるのでしょう??
お口のにおいのほとんどは、舌の表面で発生します。!!
舌の表面はでこぼこしていて、細菌が住みやすい環境です。そして、舌の上には細菌のえさとなる食べかすや、お口の粘膜がはがれおちた汚れが付着します。これを舌苔(ぜったい)といいます。
細菌がこれらをえさとして食べて腐らせることで発生させるガスがお口のにおいの原因です。
下写真は、舌苔の写真です。
上の写真左のように、舌苔が付着していると、舌の表面が白く見えると思います。
この舌苔を清掃して除去することが、お口のにおいを消す最も効果的な方法です。清掃は普段使用している歯ブラシでもいいですし、舌ブラシといわれるものも市販されているので、使用してみてください。
お口のにおいを消すための洗口剤やキャンディ等は、あくまでも補助療法です。基本は“舌ブラッシング”です。
舌を清掃する場合、嘔吐反射がおきたり、力を入れすぎると舌をキズつけたりします。清掃方法が良く分からないと思います。いつでもお気軽にスタッフにお尋ねください。
全身疾患のある方は注意!!
2010/03/21院長の豆知識
もうすぐ春休みで、少しずつ暖かくなってきましたね。
来週あたりは桜も満開でしょうか?しかーし、今日も黄砂がひどい!洗車しても車が真っ白です。
さて、今回は最近多く見られる全身疾患のある方の、歯科治療時の注意点について少しお話したいと思います。
1.高血圧症の方
歯の治療は「痛い」、「怖い」というイメージが先行し、「キーン」という音を聞いただけで緊張し不安になり、血圧が上がるものです。その結果気分が悪くなるのですが、このようなトラブルの約3/4は脳貧血であり、それも麻酔中か麻酔後に多いのです。緊張しているところにチクッとした痛みを感じると、それが不安になり気分が悪くなるのです。
まして、高血圧症で治療されている方で、血圧のコントロールがうまくいっていない場合は、急激に血圧が上昇して治療が出来ない場合もあります。場合によっては、笑気麻酔や、鎮静薬を使用し治療を行うこともありますが、治療中に血圧や、脈拍をモニターしながら治療を進めると、より安心でしょう。
2.抗血栓療法中の方
循環器系の病気をされた方は、ワーファリンをはじめ、小児用バファリン、パナルジン等の血が流れやすくする薬を服用されていると思います。抜歯等の外科処置の為、薬を中断すると、薬を再開した際に脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性が6~8%の割合であると言われています。これらの薬を飲んでいると、外科処置後の出血が止まりにくいのですが、現在では休薬せずに局所に凝固剤等の詰め物をして縫合することで出血を防いでいます。
3.骨粗しょう症の方
最近、骨密度の低い方を中心に骨粗しょう症の薬(ビスフォスフォネート)を服用されている方が、非常に多くなっています。これは、骨の吸収を抑制する非常に優れた薬で、他に、悪性腫瘍による骨病変や高カルシウム血症の治療にも使用されています。しかし、副作用として顎の骨が腐ってくるという報告があります。その為、服用中の方には抜歯やインプラントといった外科処置を行うことができません。
その為、この薬を飲まれる場合には、その前に歯科を受診して頂き、抜歯の可能性がある歯は先に抜歯しておくことをお勧めします。
今回は以上ですが、この他にも様々な病気で、色々な薬をのまれている方が多くなっています。歯科に限らず、病院を受診される際の問診には正確にお答えください。
おおつか歯科医院でも、服用中のお薬については、詳しくお聞きしていますが、皆さんも受診時には必ず申し出て頂くようにお願い致します。
歯の寿命!?
2010/02/14院長の豆知識
今回は、歯の寿命についてお話したいと思います。
歯の寿命といっても、自然に抜けるわけではないのですが、実は平均的な寿命のデータがあります。
そのデータと、プラーク(歯垢)のたまりやすいところを比較すると、歯の寿命とプラークの関係が見えてきます。
下図を見て下さい。
なんとなく、ついつい、口にしてしまう!!
2009/10/25院長の豆知識
セミナー報告
2009/09/20院長の豆知識
皆さんシルバーウィークはいかがお過ごしですか??
遠くに旅行に行かれる方、近くでゆっくりされる方、色々だと思いますが、私も近くの温泉にでも行こうかと思っています。
さて、先週の日曜日には、歯科医師会館にてセミナーが開催されましたので出席してきました。
内容は主に「バイタルサインについて」でした。
バイタル=生きている、サイン=徴候ということです。つまり、人間の生命の基本的な徴候のことで、一般的には脈拍、呼吸、体温、血圧の4つをさします。正確なバイタルサインの把握は医療現場のみならず、一般家庭においてもきわめて重要であると言われています。
午後は、AEDについての話がありました。
おおつか歯科医院でも、AEDは設置しておりますので、もし、近所で何か起こった際はご連絡ください。
こんな感じで、歯科医師会の会員の先生方は、毎週何らかのセミナーが開催されていますので、一生懸命勉強しております。
しかし、今週は休みです。連休明けはまた頑張ります。
皆さんも良きシルバーウィークを!!
おやつにアーモンド
2009/07/20院長の豆知識
いよいよ夏休みに入りましたね。
長ーい1カ月!、夏バテせずに乗り切りましょう。
さて、今回は歯科医師会の雑誌に掲載されていた記事をご紹介します。
お母さんのむし歯が……
2009/07/17院長の豆知識
今回のお話は、お母さんのむし歯についてです。
ご存じの方も多いと思いますが、“お母さんのむし歯は、赤ちゃんに移ります(感染します!!)”。
まだ、乳歯が生え揃わないうちに、むし歯になっている赤ちゃんがいます。非常に残念なことですが、歯の悪いお母さんのお子様には、歯の悪い子が多いともいわれます。
離乳食を始めた時から、食べ物をお母さんの口で噛み砕いたり、冷ましたりして赤ちゃんに与えていませんでしたか??
これは小鳥のお母さんが雛に餌を与えているようでほほえましく、愛情たっぷりの行為なのですが、これが問題なのです。
お母さんのむし歯菌が、スプーン等を介して赤ちゃんのお口に入ってしまうのです。赤ちゃんはむし歯菌など持たないで生まれてきます。そうしてきれいな歯が生えだしたら、お母さんからむし歯菌が感染してしまう。
ママになりたての方!!、まず、自分の歯をチェックしてみてください。むし歯菌に冒されていない健康な歯で、元気に子育てを行いましょう。
お子様の歯を診てもらう時には、自分の歯も。自分の歯の時は、お子様の歯も一緒に診てもらいましょう。
おおつか歯科医院では、そんなお手伝いを歓迎いたします。
糖尿病と歯周病について
2009/04/26院長の豆知識
現在、私は熊本市歯科医師会の仕事の一つで、たまに記事を書くことがあるのですが、最近、「糖尿病と歯周病の関係」についての記事を書いたので、それを掲載しようと思います。
最新の調査によると、日本人の1870万人が糖尿病か、その予備群であると言われています。また、日本人の成人の約80%の人は、歯周病の状態であると言われています。さらに、40歳代を過ぎると、歯を失う原因が虫歯よりも、歯周病の方が高くなります。
糖尿病患者は、非糖尿病者に比べ歯周病が多発する事が確認されており、また、歯周病は網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞に次いで、糖尿病の第6番目の合併症と言われています。さらに、最近では、歯周病を改善すると、糖尿病の状態もよくなるというデータも発表されています。
①:糖尿病の人は、免疫力が低下して、歯茎の炎症がおこりやすくなるため、糖尿病が歯周病をもたらし、悪化させるといわれます。
②:歯周病がひどくなると、炎症によって出てくる物質TNF-α(炎症性サイトカイン)がインスリンの血糖値をコントロールする働きを妨げて、糖尿病の状態を悪くするといわれています。
また近年では、内臓肥満も高血糖とは独立して、歯周病の重症化に関与する事が分かってきました。すなわち、肥満の2型糖尿病患者(今で言うメタボリックシンドロームのような患者)はより重症の歯周病を発症している可能性が高いといえます。
さて、糖尿病を調べる場合、血液検査を行いますが、その際の指標となるものにグリコヘモグロビン(HbA1c)というものがあります。血液検査した日から約1~2ヶ月前の血糖の状態を推定できます。正常値は、4.3~5.8%で、6.5%以上であれば、ほぼ糖尿病と判断して良いことになっています。
注目すべきは、効果的な歯周治療を行う事によって、重度の歯周炎を発症した2型糖尿病患者では、このHbA1c値が0.5~最大1.0%程度改善するといわれています。この改善はインスリン抵抗性の改善によってもたらされるものと考えられ、HbA1c値を1%低下させることで、細小血管障害の発症を約37%、抹消血管障害による四肢の切断や死亡を43%、心筋梗塞を14%、脳卒中を12%低下させることが可能であるとされています。また、これらを総合的に解析した結果、HbA1c値を1%低下させることで、糖尿病に関連した全死亡も21%予防できるとしており、1%低下の意義、歯周治療の意義は極めて大きいと思われます。
どうですか?当院に治療に来られている患者様でも、該当する方がおられると思います。
もしかして私も??と思われる場合、いつでも気軽にお尋ねください。
妊婦歯科検診について
2009/02/11院長の豆知識
★飲み物の中の砂糖について★
2008/10/19院長の豆知識
秋晴れのいい天気が続いていますね。皆さん、どこか行かれましたか??
しかし、まだまだ昼間は暑いです。のども渇きますね!最近健康志向のためか、お茶系統の清涼飲料の生産量が群を抜いて増加しているそうです。うちの子供もそうですが、水ではなく、すぐ清涼飲料水(いわゆるジュース)を飲もうとします。自宅ではなるべくお茶を飲ませているのですが、外出するとついつい……!?
わずかな糖分がいつもお口の中にとどまると、虫歯のリスクは飛躍的に上昇します。虫歯の予防のためには、量より飲み方が問題だと思います。
のどが渇いたら、水かお茶にして、おいしい飲み物は食事と一緒に1杯、楽しく飲むようにすることが大事だと思います。
さて、皆さんもたまに目にしたことがあると思いますが、“この食べ物の中には、何本分の砂糖が入っています!!”という記事。いくつか例をあげておきますので、参考にしてください。
基準は、スティックシュガー1本:8gです。ちなみに、1日の摂取目安は3本分だそうです。
①:カステラ50g→3本
②:メロンパン130g→4本
③:アイスクリーム120ml→3本
④:ヨーグルト120g→2本
⑤:野菜ミックスジュース350ml→2本
⑥:炭酸飲料500ml→7本
⑦:スポーツドリンク500ml→4本
炭酸飲料の砂糖の多さには、びっくりですね!。砂糖の過剰摂取は、中性脂肪やコレステロールの合成が増え、動脈硬化症や脂質異常症の危険が高くなります。また、糖尿病との関連もあるといわれています。
皆さんも過剰摂取には気をつけましょう!!
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